がん連携
かぜ、頭痛、インフルエンザ、花粉症など
腹痛の精査
便秘症
慢性便秘症診療ガイドライン2017では、便秘を「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義しています。
便秘症に関連した症状には、排便回数の減少だけでなく硬便などの便性状の変化、いきみや残便感などの排便関連症状もふくまれます。特に高齢者の方は、薬によって起こる薬剤性便秘が見られることが多いので、来院の際には、かならず「お薬手帳」をご持参ください。
胃潰瘍
胃潰瘍は、胃粘膜が胃酸によって溶ける病気で、ヘリコバクター・ピロリ感染や痛み止め(NSAIDs)の内服などが主な原因となることが多いです。
治療は、主に内視鏡検査が行われますが、ピロリ菌感染があれば除菌治療を行い、初期段階なら内服薬で胃酸の分泌を抑えます。薬物治療で完治できますが、治療の継続が必要です。
喘息
喘息(ぜんそく)は、アレルギーなどが原因となって気道に慢性的な炎症が起きり、咳や痰(たん)、喘息などの症状が起こる病気です。成人になってからの喘息は、完治させることが難しい病気だと言われていますが、適切な薬物治療と自己管理を継続することで、健康な人と変わらない生活を送ることができるようになっています。諦めずに継続して治療に取り組みましょう。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、肺への空気の通り道である気管支が狭くなる病気です。肺気腫や慢性気管支炎もCOPDに含まれます。喫煙が原因の9割以上であり症状は息苦しさが。症状が進行すると、安静にしていても息苦しい状況になります。COPDの診断は、生活背景、症状、画像検査、採血を行い、呼吸機能検査で確定されます。治療には吸入抗コリン薬や吸入ステロイドなどの薬物療法で継続管理していきます。